性転師 「性転換ビジネス」に従事する日本人たち 伊藤元輝 柏書房
アテンド業というものがあり、タイで性器美容整形手術を希望する日本人を病院へ斡旋、ホテルの手配や見舞いなどをするそう。タイのヤンヒー病院が一番有名らしく、ほかにもミラダ病院、ガモン病院などもある。
手術方法は医者によっていろいろだが主に２つ。ペニスの皮を裏返して体に入れるか腸を使うか。どちらでも亀頭をクリトリス状にできるらしい。
いくつかのアテンド業者に取材したことが書かれていた。アクアビューティー、G-pit、SRSガイドセンター、ひまわりカフェ、ソフィアバンコク、RISE、ISK BANGKOK。アクアビューティーは老舗らしい。
YouTuberのジーピットチャンネルはアテンド業だと知った。あのチャンネルは宣伝ってこと…？
SRSガイドセンター→スザンヌみさき、IVAN(アイバン)をアテンドした実績があるそう。社長の女性自認男性のブログがあるらしい。
ソフィアバンコク→KABA.ちゃんのアテンド実績。社長船橋氏のブログ『絆～KIZUNA～』が今もあるか知りたい。
ISKは ※手術を推奨してるわけじゃありません とサイトに書いてあるそう。必要悪であって、心理療法じゃどうしても性別違和がなくらならない人の最後の最後の手段だと。それでもしてはいけないと私は思うけれど。
性器美容整形手術をしていたという医師のブログやメールを編集した『ペニスカッター』の話がちょっとありました。読まないといけないとは思いつつ読んでません。
「手術難民の日本人をタイに連れ出す彼らは天使か。悪魔か。」と表紙に書かれてあるとおり、敵とも味方とも言えない感じです。手術なしで性別変更の動きについてもちょっと書かれてました。中立的という印象。でもアテンド業者は手術なしで性別変更できたら儲けが減るのでは？
ちなみにもう一つの表紙の言葉「『本当の自分を取り戻しませんか？』」はグロい言葉だと思います。高額な手術を受けようと、手術後に麻酔が切れた痛みに耐えようと、“本当の自分”を“取り戻す”ことなんてできないのに…。
タイは手術しようと法的に性別変更できないらしいです。日本もそうしよう！手術しようが男は男ですし、法的に性別変更できること自体がおかしいんです。男は性器美容整形手術を受けた男を男として受け入れましょう。タイを見習いましょう。
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